Gyun*Gyun

録音やアレンジに使用しているSONARの事や日常の悩みなど

SONARが落ちないように

前回はEDIROLUA-4FXを使用している環境でSONARが落ちた時の復旧方法を書きました。といっても最悪OSごと再起動しないとダメなんですけど。
今日はSONARがなるべく落ちないようにするコツみたいなものを書きたいと思います。

メモリーの確保


具体的な例として、
SONARで再生をしようとしたのに開始しない。
 └作業中に開いていたブラウザを閉じたら再生を開始した。
という事ありますので、なるべくならメモリを多く使う他のアプリケーションは使用しない方が良いです。
基本的な事なので覚えておきましょう。

使用するプラグインを減らす事による回避


付属のVSTの中だとBOOST11が特にメモリやCPUの使用量が多いのですが、VSTによって音の加工が決定したトラックはバウンスしてVSTをオフにしましょう。
自分の場合、バウンス後のクリップは同じトラックに書き出していますのでその手順を下記に記します。

1,バウンスの書き出し先のトラックを同じトラックに指定する。
この場合の「ミックス項目」は「トラックのプラグイン」と「高速でバウンス」のみチェックを入れてあとは外します。
2,バウンスが終わったらトラックレイヤーを「on」にし、同トラック上にバウンス前と後の両方を表示します。バウンス前のクリップをドラッグで選択しキーボードの「K」でミュート(消音)します。
ここで以前まで僕は「フリーズではダメなの?」と疑問に思っていたのですが、ある雑誌でフリーズとバウンスの音の違いを調べた方がいまして、フリーズは音の劣化が確認されましたがバウンス(高速も含む)では音の劣化が見られなかったとの事です。つまり「フリーズ」はあくまでも一時しのぎ的な機能ですので、最終的にはバウンスをしましょう。という事です。
3,バウンスが終わったらそのトラックで使用していたVSTをOFFにします。もし後から音が気に入らない事になった時VSTを再びONにして「K」でミュートしていたクリップを再利用すれば良いわけです。


・最後のミックスまでは「64ビット倍精度エンジン」を使用しない。
・ディザリングは必要時以外は「None」にしておく。
自分がしているのはこれ位かなぁ。

他にも良い方法があったらコメント欄にでも書いていただけると嬉しいです。
ではでは!