今日はCAKEWALK から発売されているSONARシリーズ(LEとミュージッククリエーターを除く)に付属されるリミッター「BOOST11」について書きたいと思います。
公式では「原音のクオリティを損なわず、クリアにピークを抑えるマキシマイズが可能。」と説明されていますが、実際に使った方は音圧を上げていくと結構早い段階で歪み出す事を知っていると思います。
ミックスや音圧の勉強を始めた頃この言葉を信じて何度 最終ミックスで失敗したかｗ
他のメーカーの物でも限度を超えればどれも歪むし実際に歪んでてもわからないように処理していると思うのですが、BOOST11は公式の説明の割にはすぐその歪みが現れます。BOOST11。。。駄目な子。。
ですが、もしアグレッシブなドラムを求めているなら試さない手はありません。
駄目な子かもしれませんが、使えない子では無いのですｗ
例えばこれが元の音源
スネアドラムにBOOST11をかけた音源
アタック音は潰れているのでタイトな感じは無くなっていますが、高域が歪み、余韻も強調された事で攻撃的な音になりました。
これは適材適所で使えるんじゃないかと思うのですがどうでしょう。
ちなみにこういう使い方をする場合はある程度余韻のあるスネアじゃないと効果が現れません。
そして、古いエフェクターの割に結構CPUを使うのですぐにバウンスもしくはフリーズする事をお勧めします。
