Gyun*Gyun

録音やアレンジに使用しているSONARの事や日常の悩みなど

SONAR X2(その2)新しい機能と可能性

(前回のX2の記事はこちら

1,FX ChainをProChannelに組み込むことが出来る
2,ProChannel内に「同じモジュール」を設定出来る

 cakewalk社のブログによるとX1からあったFX ChainをProChannelに組み込むことが出来るようです。
最初からそうしてくれよって言いたくなるような便利機能ですね。
 そして、これも個人的に望んでいた事ですが、ProChannel内に「同じモジュール」を設定出来るようです。
例えば、1つのProChannel内にPC-4Kの2段重ね等が出来るようになるという事です。
僕は初音ミクを使うときにコンプの2段重ね(1つめで全体の圧縮して2つめで発音のアタック感をつける)をしているので、これは重宝できると思います。
今までそれをVC-64でやっていたのですが、ProChannelの方が好みであれば移行できますね。


今までは
例えば…

A コンプレッサー(ProChannel)

A EQ(ProChannel)

B アンプシミュレーター(オーディオFX)

B リミッター(オーディオFX)

と、ある順番を

B アンプシミュレーター(オーディオFX)

B リミッター(オーディオFX)

A コンプレッサー(ProChannel)

A EQ(ProChannel)

にしか変えられなかったのが、FX ChainをProChannelに組み込むことが可能になった事で

B アンプシミュレーター(オーディオFX)

A コンプレッサー(ProChannel)

A EQ(ProChannel)

C リミッター(FX Chain+ProChannel)

という事が可能になります。ProChannelを普段から使ってるユーザーの悩みが1つ解決ですね。
(もちろんBとCを逆にする事も出来ます。)
ProChannelが便利なのは わざわざVSTのGUIを開かなくても良い部分でしょう。エフェクターのパラメーターを確認したいだけの場合とか。
ただ、ProChannelにはモジュレーターやディレイなどはついていませんので、どうしても他社のVSTが必要な場合があります。
ここで「FX Chain+ProChannel」の出番という訳ですね。

これをProChannelに組み込めることを考えるとSONAR X2が今から楽しみですね。

ソースのcakewalk blogはこちら。
cakewalk blog