12月にROLANDよりGKピックアップ専用のエフェクターが発売されます。
歪み加工がメインの GR-D とシンセ加工がメインの GR-S です。
GKピックアップとそれ専用のエフェクターはかなり昔からあるのですが、じゃあこれはどういう物かというと。
普通のピックアップと違い各弦から拾った音を個別にアウトプットする事が出来ます。
その為にケーブルの端子が特殊な形をしていて音を加工する側にも専用の機材が必要となります。
で今度発売されるエフェクターは、VGピックアップから拾った音を各弦毎にディストーション等の歪みを加えたり、1弦ずつ加工してシンセサイザーの音にする物です。
既にローランドから発売されているVG-99でも同じ事が出来るので作ってみました。
- 通常のクリーン音
- 通常の歪み(全弦まとめて歪ませている)
以下がGKピックアップを使った音です。
(以下はVG-99で制作しました。)
- 各弦毎に歪ませた音1
- 各弦毎に歪ませた音2
- 各弦毎に加工して作られたシンセ音
各弦毎に歪ませた場合、昔のMIDI音源のエレキギターのような雰囲気です。これは1本ずつ歪んでいるので和音がきっちり聞き分けられるからでしょう。
シンセ音の方は、普通のシンセと違ってギター特有のピッチの不安定さがアナログ感を醸し出しているなと思います。
シンセという位ですから当然もっと色んな音色を作ることが出来ます。
エレキギターでシンセサイザーの音を出そうと思えば、MIDIギターと言って「MIDI信号を外部のMIDI音源に送る方法」でもシンセの音は出せますが、MIDIギターと今回のエフェクターの決定的な違いは「弦の音を直接音を加工している」という事です。他にはレイテンシ(この場合、弦を弾いてから音が出るまでの時間の事)がかなり短い事があげられます。これは弾いていて違和感が無いレベルで、MIDIギターの場合は各弦からピッチや音量の情報をMIDI信号に変換してからそれを音源側に送るのでその分レイテンシが若干長くなるようです。
- 歪み加工がメインの Roland GR-D
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- シンセ音作りがメインの Roland GR-S
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もしかしたらDTMに関するブログをやってらっしゃる藤本健さんがもっと詳しく紹介してくれるかもしれませんね。
- 藤本健の“DTMステーション”
- All Aboutで藤本さんが書かれているDTM関連のこちらもお勧め!DTM・デジタルレコーディング
既にGKピックアップが内蔵されているギターもあります。
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