Gyun*Gyun

録音やアレンジに使用しているSONARの事や日常の悩みなど

社会人になってから高校に通った時のはなし/雑記

僕は社会人になってから通信制の高校に行きました。

中学校は仕方なく通ってましたが、高校へは自主的に入学しました。

高校へ通った簡単な理由は、高卒の資格が必要だと当時感じたのもあるし、自分がまわりの人間についていけないのは高校で勉強して脳を鍛えて知識を得ればなおるって思ってたんです。そういう希望がありました。

残念ながら、その希望に関しては自分が他の人よりも覚えや理解が遅すぎるって事があからさまになっただけなんですが。(当時、自分が周りについていけないのは育った環境のせいだと思っていて発達障害の事は知らなかった。)

ただ、自分は勉強をしたいって気持ちは強かったので参考書を何冊も買ったり、友達に教えてもらったり、と中学では全くやらなかった事をやりました。
全ての勉強を、新しいノートの1ページ目に字を書くような気持ちで挑みました。

そうして途中で気がついたのは「ある程度本気で挑まないと好きな物も苦手な物もわからない。」という事でした。

自分は国語が好きだったとか(この辺りから小説に興味を持った)
思ってたほど音楽の授業は楽しくなかったとか(選択科目で絵か音楽だったので絵を選べば良かった。)
倫理を通して心理学に興味を持ったり
日本史から、どういう経緯で今の日本があるのか知りたい強い気持ちがあったのに「覚える」という作業で挫折したとか
憧れや やる気があっても暗算は苦手なままだったとか。(なので、苦手な事がはっきりした教科に関しては最後はやる気がありませんでした。)

自分の周りは、勉強に対する僕みたいな憧れなんか無くて高卒の資格だけ欲しい人ばかりだったけど、僕より成績が良かった人の方が多いです。
けど、まぁ比べても仕方ないし、本気で挑めば見えてくる事があるって事を知れた事や、小説に出会えた事は良かったなと。

適当にやっても何でもこなしちゃう人を見るとたしかに羨ましいとは思うんだけど、それよりも好きな事を見付けた者勝ちのような気もします。