Gyun*Gyun

録音やアレンジに使用しているSONARの事や日常の悩みなど

ハードディスクの分別や初期設定(初心者向け)/SONAR

プロジェクトファイル用や、プラグイン専用のHDを用意できると便利&安心ってお話です。

プロジェクトファイル専用HD

編集>環境設定>(←ここまではキーボードの「P」でも可)保存フォルダの指定>プロジェクト>任意のハードディスク>フォルダ

プロジェクトの保存場所ですが、SONARの初期設定ではCドライブか、プログラムをインストールしたドライブだったと思います。これはSONARの設定で変更可能なので、もしHDが2台以上あるのに設定がCドライブなっていたなら是非変えておきましょう。出来たら専用のハードディスクを用意した方が良いです。

理由としては・・・

  • SONAR関連の録音されたファイルが、他のプログラムの影響を受けて断片化するのを防ぎたい。
  • プロジェクトファイルの保存場所がOS(C:ドライブ)と同じ場合、OSがクラッシュして再インストールを余儀なくされた時にプロジェクトファイルを抜き出すのが面倒。環境によっては不可能。
  • 再生・録音回数が多いのでHDの寿命が短いような気がする。(曖昧)関係ないファイルも巻き込んで壊れないか心配。

おまけ

プロジェクトファイルは定期的に外部のHDなどへバックアップする癖をつけておきましょう。じゃないといつか泣きを見ます。。絶対に!!(つд⊂) SONARから直接別のフォルダへ保存すると、不要なwavファイル(一度、記録されたが最新版のプロジェクトファイルでは使用されていないwavファイル)はコピーされませんが、私は曲が完成したらプロジェクトフォルダごと外付けのHDに保管しています。(ボカロから書き出したwavや頂いたwavもプロジェクトフォルダで管理しているので。)

VSTプラグインも出来れば専用HDへ

編集>環境設定>VSTプラグインVSTプラグインの検索

VSTiの中でもwav等サンプル音のファイルを大量に扱う製品は、HDからの読み込み頻度が大変多いです。
書き込みも多いプロジェクトのHDと一緒だと1台のHDへの負担も当然増えます。
なので、それぞれの役目がスムーズに行われるよう別途HDを用意した方が無難です。

おまけ

・付属のsiシリーズ(si drum等)は、インストール時にプラグイン収納場所を別のHDに選択しても、音のファイルは強制的にCドライブにインストールされます。
・vstiではありませんがvocaloidもサンプル音が大変多いですよね。これもVSTプラグイン用のHDにインストールしてます。
・BFDみたいに馬鹿でかいサイズの物もそのプラグイン専用HDを用意した方が色々と無難です。特にドラム関係は読み込む回数が多いので結構用心してます。

ピクチャーフォルダ

編集>環境設定>オーディオデータ>ピクチャーフォルダ>任意のフォルダを指定

ここのフォルダには波形の画像ファイルが収納されます。これはサイズ的には全然たいした事が無いのですが、何曲か作っていると膨大な数(数千とか)になってきて溜まりすぎるとSONARの起動時に影響が出てくるので定期的に掃除した方が良いです。別のHDを用意する必要はありませんが、フォルダのショートカットを作ってデスクトップ辺りに置いとくと掃除に便利です^^

64ビット倍精度エンジン

編集>環境設定>デバイスの設定

HD関係ないのでおまけ。
これはOSの32ビットや64ビットとは関係無いです。
SONAR内部、また64bit処理に対応したプラグインでの処理を計算する精度を64ビットにする項目です。
この項目にチェックが入っていると音が良くなりますが処理が重くなるので自分はエクスポートまたはバウンス時に必要と感じた時だけ使用しています。
チェックが入ってない場合は32ビットでの処理になります。
環境設定で変更できますが、エクスポート時の画面でもチェックの項目が現れるので、そこで変更する事も可能です。

最後に、「自動保存」は必ず設定しておきましょう!私は20分おきにしてます。
編集>環境設定>詳細